【結婚して1か月くらいで変わったことと好きだなって思ったこと】
入籍してから、あっという間に1か月が経ちます。
一般的に”新婚生活”っていったら、あまーいめくるめくライフを思い浮かべると思うのですが、なにせ去年の9月から同棲していたし、苗字も変わらなければ寿退社するわけでもなく…。
つまり、何も変わりません。笑
結婚はゴールでもなければ、新しい人生のスタートでもないんだなっていうの、よく聞いてたけどあれってホントだったんだな…。
拍子抜けしたような、ほっとしたようなそんな感じです。
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ちなみに新婚生活1週間目の土曜日夜のこと。
夫は前職の人との飲み会で酔っ払い、たったひと駅なのに終電を寝過ごし、笹塚から八王子周辺の駅まで行ってしまったそうです。
いつまでも帰ってこない夫を心配して36回くらい電話したんですが、酔っ払ってる夫は電話に出ても眠そうなだけで何をしゃべってるのかよくわかりません。
心配しつつも私は家で寝ていたんですが、その頃夫はなぜか八王子から聖蹟桜ヶ丘まで8kmも歩き続けていたそうです。(最寄り駅は聖蹟桜ヶ丘から電車で1時間くらいあるのに…)
途中、警察には職質され、タクシーにも気づいてもらえずに散々な夜だったことでしょう。帰ってきたのは翌朝でした。
しかもなんか変な歩き方をしていたので「どうしたの?」と聞くと
「……昨日の夜歩きすぎたから…股ズレした…」と、せつなそうな顔で呟くではないですか…。
それを聞いて、ああなんて可愛くてバカなの、もー好き!思いました。笑
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あと、私は自分のパンツをくるんっとまるめてたたむことができる彼のことが好きなんですが、まわりの女の子に聞いてみると「自分のパンツは彼に洗ってほしくない」とか「恥ずかしいからたたんでほしくない」という人もわりと多くてびっくりしています。
「女もののパンツなんてたたみかたわかんねーよ!」
くらいの威勢がいい人のほうが好きなんですかね?(異性なだけに?)
でもある日、夫が洗濯物を干しながら「パンツ、パンツ、パンツ…。パンツばっかり!昔はパンツに夢があったのに…」とぶつぶつ文句を言っているのを聞いて、ああなんて可愛いくて素直なの、もー好き!って思いました。笑
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彼と付き合い始めて半年経った頃(ちょうど去年の6月ごろ)、私は医療系ヘルスケアのメディアに就職ました。
それまでは、フリーライターという名の半分くらいフリーターで生計を立てていたんですが、彼と結婚するんだろうなぁ…と思い始めてから仕事に対する執着心が強くなったんです。つまり私は自分の性格からして、専業主婦はできないなって気づいてしまいました。
このまま実質フリーターのような状態だと、結婚したら専業主婦にならざるを得ない…。そんな焦りもあって就職しました。
しかし。
昨年末から経営不振だった会社は、今年の1月に入って社員が次々とクビになっていくではありませんか…。最終的には5人にまで減ってしまい、「これはやばい…」と危機感を覚えて入社後わずか8ヶ月ほどで転職活動を開始。
幸い、今度は会社に恵まれ、3月から新天地で働き始めています。
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結婚してから変わったことは何もないと書きましたが、ひとつだけあります。
それは、家計をいっしょにしたことです。
もともと家賃も食費も光熱費も全部折半にしていて、共同財布をつくてそこに毎月同額を入れてデートをしたりご飯を作ったり…というやり方で生活をしていたのですが、なにせ、貯金ができないふたり。
別財布にすると、好きな分だけ使ってしまうので、ひとりで貯金できません。
このままのスタイルだと一生お金が貯まらないんじゃないかと危機感を覚え、彼の収入で生活し、私の収入は全額貯金にまわす、という形式をとることにしました。なんか夫婦って感じ!
周りの夫婦に聞いてみると、結婚していても子どもがいなくて共働きの場合は別財布が多いなって感じます。
子どもができると同時に家計をいっしょにする…というケースが多いのかもしれないですね。
まあそんな感じで、好き勝手やっていたふたりがお小遣い制でやっていけるのか不安ではありますが、お金のことで喧嘩するのは絶対に嫌なのでどうにかしていこうと思います!